2024-09-21 10:31社会

能登半島北部で線状降水帯=東北から九州、大雨暴風警戒―気象庁

 東北地方や北陸では21日午前、日本海から延びる前線の影響で雨が降り、石川県・能登半島北部では発達した雨雲が連なる線状降水帯が発生した。気象庁は土砂災害や低地の浸水、河川の増水に厳重な警戒を呼び掛けた。
 同県輪島市付近では1時間雨量が100ミリ超との記録的短時間大雨情報が相次いで出され、同市や珠洲市で避難指示が発令された。
 21日夜には前線上の低気圧が東北に進むほか、22日は前線が東・西日本に南下して、台風14号から変わった低気圧が通過する見込み。東北から九州では22日にかけ、大雨や暴風に警戒が必要という。
 22日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、九州北部180ミリ、東北と北陸、中国、四国150ミリ、東海と九州南部100ミリ。
 その後、23日午前6時までの同雨量は、東海と近畿150ミリ、四国と九州北部・南部120ミリ、東北と関東甲信、北陸100ミリ。 
[時事通信社]

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