50本塁打、大谷で50度目=日本では10人で15度―米大リーグ
【マイアミ時事】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が19日のマーリンズ戦で3本塁打、2盗塁をマークし、シーズン「51本塁打、51盗塁」とした。本塁打に焦点を当てると、今季のメジャーで50本以上はヤンキースのジャッジに続いて2人目。大リーグ公式サイトによると、1920年にベーブ・ルース(ヤンキース)が初めて記録して54本を打ってから、今回の大谷が史上32人目、計50度目の50本以上となった。ルースは50本以上を4度記録。シーズン最多は2001年のボンズ(ジャイアンツ)で73本だ。
単純な比較はできないが、日本プロ野球で50本塁打は過去10人によって計15度しか達成されていない。最多は2013年のバレンティン(ヤクルト)の60本で、22年に56本を放った村上宗隆(同)が2位。
大リーグで50盗塁と合わせた「50―50」の達成者は大谷が初めて。50本塁打以上を打ったシーズンに盗塁が多かったのは、メジャーでは55年のメイズ(ジャイアンツ)と07年のロドリゲス(ヤンキース)の24個で、日本では50年の小鶴誠(松竹)の28個。日本球界において高いレベルで両方の成績を残した選手としては、87年の秋山幸二(西武)の43本塁打、38盗塁も挙げられる。
[時事通信社]
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