2024-09-20 16:59World eye

チェチェン首長、マスク氏非難 武装テスラ車を「遠隔操作で使用不能に」

【モスクワAFP=時事】ロシア南部チェチェン共和国のラムザン・カディロフ首長は19日、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)から贈られたと主張する同社のトラックを「遠隔操作で動作不能にされた」として同氏を非難した。≪写真は、チェチェン共和国の首都グロズヌイで、機関銃を取り付けたテスラのサイバートラックの上に立つラムザン・カディロフ首長。同氏のテレグラムの公式アカウントで公開された映像より≫
 17年以上チェチェンを強権支配しているカディロフ氏は先月、ルーフに機関銃を取り付けたように見えるテスラ製のピックアップトラック「サイバートラック」を運転する動画を公開した。
 カディロフ氏は同車について、マスク氏から受け取ったものだと主張した。だが、マスク氏は自身が所有するX(旧ツイッター)への投稿で、それは「うそ」だと否定した。
 その後、カディロフ氏は「つい最近、マスクは遠隔操作でサイバートラックを使用不能にした」と通信アプリ「テレグラム」に投稿。「イーロン・マスク氏がそのようなことをするのは良くない。彼は心からの高価な贈り物をしておいて、遠隔操作でそのスイッチを切る」と非難した。
 カディロフ氏はSNSへの投稿で、受け取ったトラックは戦闘で使用され、ウクライナで「見事に活躍した」と主張している。【翻訳編集AFPBBNews】

最新動画

最新ニュース

写真特集