クロファジミン吸入懸濁液の第3相臨床試験開始で許可を取得=マンカインド〔GNW〕
【グローブニューズワイヤ】内分泌疾患および希少肺疾患患者を対象とした吸入治療薬・機器の開発・商業化に取り組んでいるマンカインド・コーポレーションは18日、日本の独立行政法人・医薬品医療機器総合機構(PMDA)から、非結核性抗酸菌症(NTM)肺疾患の治療を目的としたクロファジミン吸入懸濁液の第3相試験(ICoN―1)の開始許可を取得したと発表した。この国際的試験は、現在4カ国(米国、日本、韓国、オーストラリア)保健当局の承認を受けており、台湾では2024年第4四半期に実施される予定である。ICoN―1の治験責任医師であり、複十字病院呼吸器センター医長、日本結核予防会主任研究員である森本耕三医師は「重篤な肺NTM症の患者に対する治療法を開発するため、ICoN―1試験を日本で開始できることをうれしく思う。NTM症の患者には、日本のみならず世界的に増加傾向にあるこの深刻な呼吸器疾患を治療するための、安全で忍容性が高く、便利で効果的な選択肢が必要だ」と述べた。〈GNW〉
【注】この記事はグローブニューズワイヤ提供(9231853)。
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