台湾産農水産物の優遇停止=頼政権に圧力強化―中国
【北京時事】中国政府は18日、台湾産農水産物34品目に対する関税優遇措置を25日から停止すると明らかにした。国営新華社通信などが報じた。中国に融和的でない頼清徳政権への圧力強化の一環とみられる。
中国は5月に新総統に就任した頼氏を「台湾独立派」と敵視し、6月には台湾製機械や自動車用部品など134品目への優遇も停止。新華社によると、中国政府は談話で「頼氏はかたくなに『台湾独立』の立場を維持している」(国務院台湾事務弁公室)と強調し、優遇停止を正当化した。
[時事通信社]
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