横浜M、後手回り、悪夢7失点=水沼「統一感ない」―ACLサッカー
再びアジアの頂点を目指す戦いは、大敗から始まった。前回準優勝の横浜Mは敵地でACL初出場の光州に、あれよあれよと失点を重ねた。「チーム全体の統一感がないサッカーをしてしまった」とゲーム主将の水沼。クラブとして、7失点はJ1でも過去にない。
お世辞にも良いとは言えないピッチの芝状態と、試合前に降った雨のせいで高い湿度。横浜Mらしいハイテンポのパスサッカーを見せるには、人もボールも動きづらい厳しい環境だった。水沼は「ピッチに気を取られ過ぎてしまった」と反省。その結果、球際での競り合いでことごとく後手に回った。
後半14分にエウベルのこの日2点目で1点差とした後、3枚替えでさらに圧力を強めようとしたところで、約6分間に悪夢の3失点。前線からの守備が機能せず、押し込まれた。正GKポープが前回大会の決勝で受けたレッドカードの影響で出られず、飯倉もけが。試合経験の少ない寺門に、ピンチの連続は耐えられなかった。
「戦う姿勢はやめない」。ハッチンソン監督は言葉を振り絞った。まだ初戦。立ち上がるしかない。(光州時事)
[時事通信社]
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