展示の目玉に「火星の石」=世界最大級、南極で発見―大阪・関西万博
2025年大阪・関西万博で、日本の南極観測隊が採取した「火星の石」が展示されることが16日、政府関係者への取材で分かった。火星の隕石(いんせき)としては世界最大級の大きさで、火星に水が存在していたことを示唆する重要な資料といい、政府は目玉の展示の一つとしたい考えだ。
政府は、20年に探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」で採取した砂についても展示を検討している。万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿い、宇宙や生命の起源をたどるブースを設ける方向だ。
火星の石は、南極観測隊が00年に発見した。幅29センチ、奥行き22センチ、高さ16センチで、ラグビーボールほどの大きさがある。現在は国立極地研究所(東京都立川市)で保管されている。
1970年の大阪万博では、アメリカ館でアポロ12号が持ち帰った「月の石」が展示され、長蛇の列ができた。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
10月末の銀行貸し出し3.8%増=全銀協
-
井端監督「状態上げる」=9日からチェコと強化試合―侍ジャパン
-
大腸の右側に異物排除の働き=小腸と似た機能、遺伝子解析結果―がん新治療法期待・国立センターと阪大
-
百合子さま、容体悪化=宮内庁
-
トヨタ自動車の佐藤「死に物狂い」=社会人野球日本選手権
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕