2024-09-15 19:43スポーツ

若手投手陣が奮闘=零封リレーで6連勝―プロ野球・ソフトバンク

力投するソフトバンク先発の大津=15日、京セラドーム
力投するソフトバンク先発の大津=15日、京セラドーム

 優勝へラストスパートをかけるソフトバンク。延長十一回まで互いに点が入らない展開で若手投手陣が粘り強く投げ、今季3度目の6連勝を零封で飾った。
 2年目の大津は2軍調整から復帰し、約1カ月ぶりの先発マウンド。「大事な時期に1軍にいることができなかった悔しさをぶつけた。きょうの試合に懸けていた」。課題だった腕の振りを修正し、得意のチェンジアップもさえた。8回無失点の結果に「手応えはある」と満足げに話した。
 リリーフ陣も踏ん張った。25歳の尾形は延長十一回1死一、二塁で救援。一打サヨナラのピンチでも動じなかった。「メンタルが大事、と胸に刻んでマウンドに上がった」。好調のセデーニョ、代打の西野を抑えて白星。十二回裏は新人の岩井が3人で終わらせ、プロ初セーブを挙げた。
 ブルペンの主力が離脱し、やりくりに苦しんでいた状況が改善しつつある。小久保監督は「若い投手がよく頑張った。優勝争いをしている中で自信になる登板だったと思う」。マジックナンバーは7に減り、指揮官の表情も日に日に穏やかになってきた。 
[時事通信社]

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