2024-09-13 23:14

ソフトバンク、ついにM10=独走も、なくしたい「隙」―プロ野球

 首位ソフトバンクは投打がかみ合い、ついに優勝へのマジックナンバーを10とした。3年連続のAクラス入りも決め、ペナント奪取へのカウントダウンが始まった。
 1―1の三回1死二塁、好調の今宮が2試合連続の適時打。「いつもと同じく、つなぐことだけを考えた」と振り返った。先発の有原は9安打を浴びながらも、粘りの投球で7回2失点。リーグトップタイの12勝目を挙げた。
 ただ、小久保監督に笑顔は少なく、「何とは言わないが、ちょろちょろとミスがあった」。二回に同点のホームインを許した三塁手栗原の失策。三回は左翼フェンスすれすれで好捕された飛球で一塁走者の今宮が帰塁できず、併殺となった。今宮は「結果的にアウトになったが、仕方なくはない」と話した。
 ゲーム差があるとはいえ、2位日本ハムは好調を維持している。「シーズンは何があるか分からない」と言うのは、経験豊富な今宮。一つのミスで流れが変わるポストシーズンのことを考えても、もう一度気を引き締め直したい局面だ。
[時事通信社]

最新動画

最新ニュース

写真特集