2024-09-13 22:34スポーツ

正念場へ加速=神戸、早々2得点―Jリーグ

前半、ゴールを決めて喜ぶ神戸の広瀬(左から2人目)=13日、ノエスタ
前半、ゴールを決めて喜ぶ神戸の広瀬(左から2人目)=13日、ノエスタ

 昨季王者の神戸が連覇を諦めずに加速している。中位にくすぶるC大阪をたたいて3連勝。暫定ながら、勝ち点55で広島と町田に並んだ。吉田監督は「追う立場ということは変わっていない。一試合一試合やるだけ」と淡々と語った。
 試合開始早々にCKの流れから先制すると、すぐに追加点を奪った。井出と宮代が左サイドでつなぎ、大迫がゴール前でキープ。相手を引きつけたところで、ペナルティーエリアの外からノーマークの広瀬が地をはうようなミドルシュートを決めた。
 両サイドでバランス良く攻め、中央はパスでこじ開けるなど相手に的を絞らせなかった。1点を返された後半は押し込まれたが、最後まで体を張って球際に激しく迫った。DFマテウストゥーレルは「チーム全体で耐えられてよかった」と手応えを口にした。
 アジア・チャンピオンズリーグ・エリートや天皇杯もあり、この試合から短い間隔で7連戦の正念場。主力の山口、酒井がけがで離脱している中、初戦を物にし、吉田監督は「良いスタートが切れた。この連戦は目の前の試合に集中して選手には戦ってもらう」。一体感を強め、シーズン最終盤に向かっていく。 
[時事通信社]

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