2024-09-13 09:06スポーツ

大谷、「50―50」達成目前=残り3本塁打、2盗塁―米大リーグ

カブス戦の1回、47号本塁打を放つドジャースの大谷=11日、ロサンゼルス
カブス戦の1回、47号本塁打を放つドジャースの大谷=11日、ロサンゼルス

 【ロサンゼルス時事】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が史上初のシーズン「50本塁打、50盗塁」に迫っている。11日の試合を終えて「47本塁打、48盗塁」とし、残りは3本塁打、2盗塁。13日からはブレーブス4連戦(アトランタ)、マーリンズ3連戦(マイアミ)と続き、敵地で快挙の瞬間を迎える可能性は十分だ。
 エンゼルスでア・リーグの本塁打王に輝いた昨年に続き、ドジャースに加入した今季もアーチを量産。既に自己最多だった2021年の46本を上回り、シーズン終盤でも勢いは衰えていない。
 そして、打者専念の今季に大きく伸ばしているのが盗塁で、キャリアハイだった21年の26個は7月下旬にクリアした。日本生まれの選手のシーズン最多はイチローの56個(01年)で、2位が現在ドジャースを率いるロバーツ監督の49個(06年)。あと一つで並ばれる監督は「翔平はすぐに私の記録を塗り替えるはず。確信しているよ」と胸を躍らせる。
 「50―50」について大谷は「あまり意識しないようにしている。それより自分のいい感覚の打席を増やしたいし、走塁では行ける時に進塁できるようにしたい」と話す。前人未到の記録達成がいつになるか、注目が集まる。
[時事通信社]

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