2024-09-11 22:21スポーツ

DeNAの牧、4年連続20号=バットと姿勢でけん引―プロ野球

牧秀悟選手
牧秀悟選手

 DeNAの牧が、新人だった2021年から4年連続で20本塁打に到達。原辰徳、清原和博ら名だたる強打者に続き、史上5人目の快挙を成し遂げた。「長いプロ野球の歴史の中で記録を残せてうれしい。まだまだ打ち続けたい」と喜んだ。
 相性が悪い阪神の村上から一発を放った。一回1死。際どい変化球を2球見た後、フォークを引っ張った。高々と上がった打球は左翼席へ。「自分の形で仕留めることができた。先制することができてうれしい」
 主将としての責任感がにじんでいる。シーズン後半の優勝争いで後れを取っているが、諦めるのはまだ早い。勝負の秋に向けて「勝ち切る覚悟」をスローガンに掲げた。リーグ制覇への思いを再確認してからチームは上り調子に。「勝つことだけを意識して一人一人がやっている結果が今につながっている」という。
 今季は近年けがで苦しんだオースティンの復調などもあり、牧の打順は流動的。それでも勝負強さは健在で、2番に入ったこの日は三回にも適時打を放って1点差勝利に貢献。バットで、姿勢で引っ張る26歳は頼もしい。 
[時事通信社]

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