我慢から一挙5ゴール=敵地黙らせた崩し―サッカーW杯予選
炎熱のバーレーンは、完全アウェーの空気。満員の会場からの容赦ないブーイングは、国歌斉唱時にも飛んだ。「難しい試合だったけど、したたかに手堅く、しっかり勝ち点3を取れた」と遠藤。終わってみれば、危なげない大勝だった。
ボールを保持しても、序盤から我慢の時間が続いた。ロングスローでひやりとする場面もありながら、相手を走らせてじわじわと体力を奪っていた。前半37分にPKで先制。この1点をきっかけに試合は大きく動いた。
後半2分に上田が連続得点を奪うと、一気に日本ペース。同16分の3点目は相手を左右に揺さぶってから、守田が上田とのワンツーで中央を突いてゴール。鮮やかな崩しを見せられた相手サポーターの熱は冷め、一斉に帰り始めた。
初戦の中国戦に続いて3バックで臨み、先発の変更は久保に代わって鎌田を入れただけ。森保監督は「直近の試合の感覚を試合で生かせるように1人だけ交代した」と説明した。時差や疲労がありながらも、難しい敵地での手堅い采配が確実な結果につながった。
最終予選2戦で計12ゴール。この日2点を挙げた守田は「全体的にいい試合だった。印象はいい」。初戦を落として苦しんだ前回とは対照的な好スタート。10月の2戦へ大きな弾みがついた。(リファ時事)
[時事通信社]
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