首位ソフトバンク、再加速へ=クリーンアップそろい踏み―プロ野球
今月に入って4連敗を喫するなど、優勝への歩みがペースダウンしていた首位ソフトバンク。再び加速しようと、自慢のクリーンアップ3人がそろって勝ちに導く打点を挙げた。
楽天のドラフト1位新人の古謝には、今季3度の対戦で3敗。これ以上は負けられない。一回、1死一塁で3番栗原が左翼線への二塁打を放って先制。5番近藤も適時打で続き、「チャンスを生かそうと集中した」。気合が入っていた。
2―1の五回は4番山川が31号2ラン。低めの変化球を左翼席へ放り込んだ。自身の通算250本塁打まであと1本に迫る一発に、「自分のスイングができた。欲しい追加点を取ることができた」と喜んだ。
敵地で楽天、オリックスと戦い、17日に本拠地へ戻る。マジックナンバーを一つ減らして12とし、地元ファンの前での胴上げの可能性も高まってきた。それでも小久保監督は「安全圏ではない。まだまだ先は長いと思ってやる」。最後まで気は抜かない。
[時事通信社]
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