2024-09-10 22:25スポーツ

首位ソフトバンク、再加速へ=クリーンアップそろい踏み―プロ野球

1回、先制の適時二塁打を放つソフトバンクの栗原=10日、楽天モバイル
1回、先制の適時二塁打を放つソフトバンクの栗原=10日、楽天モバイル

 今月に入って4連敗を喫するなど、優勝への歩みがペースダウンしていた首位ソフトバンク。再び加速しようと、自慢のクリーンアップ3人がそろって勝ちに導く打点を挙げた。
 楽天のドラフト1位新人の古謝には、今季3度の対戦で3敗。これ以上は負けられない。一回、1死一塁で3番栗原が左翼線への二塁打を放って先制。5番近藤も適時打で続き、「チャンスを生かそうと集中した」。気合が入っていた。
 2―1の五回は4番山川が31号2ラン。低めの変化球を左翼席へ放り込んだ。自身の通算250本塁打まであと1本に迫る一発に、「自分のスイングができた。欲しい追加点を取ることができた」と喜んだ。
 敵地で楽天、オリックスと戦い、17日に本拠地へ戻る。マジックナンバーを一つ減らして12とし、地元ファンの前での胴上げの可能性も高まってきた。それでも小久保監督は「安全圏ではない。まだまだ先は長いと思ってやる」。最後まで気は抜かない。
[時事通信社]

5回、2ランを放つソフトバンクの山川=10日、楽天モバイル
5回、2ランを放つソフトバンクの山川=10日、楽天モバイル

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