2024-09-09 05:15

石井氏、公明代表就任へ=幹事長は西田氏で調整

 公明党の石井啓一幹事長(66)は18日告示の代表選に立候補する意向を固めた。代表は石井氏に決まる見通し。山口那津男代表(72)は退任し、公明代表は15年ぶりに交代する。公明は石井氏の後任に西田実仁選対委員長(62)を充てる方向で調整。次代を担う中堅クラスの党幹部起用も検討している。
 複数の党関係者が9日までに明らかにした。山口氏は10日に記者会見し、代表選不出馬を表明する見込み。これを受け、石井氏は早ければ13日の会見で立候補を表明する。石井氏以外に立候補の動きはなく、石井氏は代表選告示日に代表就任が確定し、28日の党大会で正式に選出される。 
 石井氏は衆院当選10回。政調会長、国土交通相などを歴任し、20年に幹事長に就任した。西田氏は参院当選4回で、2019年から参院会長、20年から選対委員長を務めている。
 公明は新体制発足を機に次世代のリーダー候補を党執行部に登用し、「刷新感」をアピールしたい考え。早期の衆院解散・総選挙が取り沙汰されているため、選挙情勢も見極めながら党大会までに執行部人事を固める方針だ。
[時事通信社]

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