強い意志、ショットに乗せて=悔しさ晴らしたサバレンカ―全米テニス
昨年は決勝で逆転負けを喫したサバレンカ。今回は粘るペグラを振り切り、栄冠に輝いた。優勝が決まると、コートに倒れ込んで顔を覆った。「間違いなく、最高の瞬間の一つ」
2セットとも第12ゲームをブレークしての7―5。第1セットは、バックハンドのクロスからドロップショットで崩し、5度目のセットポイントを物にした。勢いに乗って第2セットは3―0とリード。そこから5ゲームを連取されて一時劣勢となったが、ひるまず持ち前の強打で活路を開き、ストレートで終わらせた。
今年は全豪オープンで連覇を遂げたが、全仏オープンは体調不良もあり8強。肩のけがでウィンブルドン選手権は棄権し、日程面を考慮してパリ五輪には出なかった。後悔していないか、と今大会中に聞かれた時は「スケジュールが本当に大変で、五輪を犠牲にすることを決めた。正しい選択をしたと思っている」と話していた。
前回の悔しさを晴らす最高の結果で、決断に間違いはなかったことを証明。声を上げて放つショットの一つ一つに、強い意志がこもっていた。(ニューヨーク時事)
[時事通信社]
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