最前線、次こそゴールを=強みの2列目には結果―サッカーW杯予選・日本
サッカーの2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で5日、8大会連続出場を目指すC組の日本は、埼玉スタジアムで行われた中国との第1戦を7―0で制した。
1トップの2シャドーの位置に入った南野(モナコ)が2得点、久保(レアル・ソシエダード)が1ゴール。さらに1列下がった中盤のサイドでプレーした三笘(ブライトン)、伊東(スタッド・ランス)らにもゴールが生まれた。
森保ジャパン発足当初から、2列目のタレントは攻撃の核だった。三笘は「いろいろな選手がいろいろな形で得点を取れるのは層が厚いということ。より競争が激しくなり、次の試合でも誰が決勝点を取るのか」。大量得点にも満足しなかった。
攻撃的な3バックの布陣に磨きを掛けた6月の2次予選2試合で奪った計10得点のうち、最前線に入った選手がマークしたのは3ゴール。5日の中国戦を前に「どの試合も、FWが決めれば勝てる」と見据えていた上田(フェイエノールト)は、高いキープ力を発揮したポストプレーで後ろの選手を生かした一方、自身のシュートは0本。終盤に代わって入った小川(NECナイメヘン)はクロスに頭でうまく合わせたが、惜しくもクロスバーをたたいた。
10日のバーレーン戦では、最前線の選手がどんな働きを見せるのか。得点が生まれれば、日本の攻撃の厚みはさらに増すだろう。
[時事通信社]
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