模倣品の税関摘発、今年上期は過去最多=財務省
財務省は6日、2024年上半期に全国の税関で、偽ブランド品などの輸入を差し止めた件数が、前年同期比16.2%増の1万8153件だったと発表した。1993年の公表開始以降、上半期としては過去最多。2022年の法改正で個人使用目的の輸入品も摘発対象となったことなどが件数を押し上げたとみられる。
差し止め件数の内容別では、衣類が入った貨物が32%と最多。差し止めた物品数では、「たばこ・喫煙用具」が最も多く、全体の24%を占めた。輸入地域別では、摘発件数の8割超が中国で、ベトナム、マレーシアが続いた。
[時事通信社]
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