五輪出場のウガンダ選手死亡=交際相手が火を付ける―マラソン
今夏のパリ五輪で陸上女子マラソンに出場したウガンダ代表のレベッカ・チェプテゲイ選手(33)が、交際相手からの暴行で深刻なやけどを負い、5日に死亡した。ロイター通信などが伝えた。
パリ五輪で44位だったチェプテゲイ選手は、1日にケニアで交際相手の男性にガソリンをかけられ、火を付けられた。全身の75%以上にやけどを負い、治療を受けていた。地元メディアは、同選手と男性が土地を巡って争っていたと報じた。
2021年10月以降にケニア国内で著名な女性アスリートが殺害されたのは3人目という。ウガンダ・オリンピック委員会のドナルド・ルカレ会長は、「女性に対する暴力を強く非難する。偉大なアスリートを死に至らしめた卑劣で無分別な行為だ」と声明を出した。 (時事)
[時事通信社]
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