2024-09-04 22:32スポーツ

DeNA、連勝の勢い本物=先制パンチで広島撃破―プロ野球

1回、3ランを放つDeNAの宮崎=4日、横浜
1回、3ランを放つDeNAの宮崎=4日、横浜

 勢いは本物だ。DeNAは一回にいきなり打線が爆発。広島のアドゥワを攻略し、5長短打を集めて一挙5得点。首位を走る相手に快勝し、連勝を5に伸ばした。
 先発ジャクソンが一回にピンチを無失点で切り抜け、その裏。梶原が左前打を放って出塁すると、蝦名も続いた。追い込まれてから変化球を捉え、打球は三塁手とファウルラインの隙間を抜けて長打コースに。先制の適時二塁打となり、「何とか泥臭くバットに当てて、ランナーを進めようと思った」。
 さらに後続もつながる。佐野にも適時打が出て、1死一、二塁で6番宮崎が打席へ。内角高めの直球を振り抜き、11号3ランを左翼席中段まで運んだ。「みんながつないでくれた。崩されずに自分のスイングができた」。納得の一発となった。
 得点数、チーム打率ともにリーグトップのDeNA。クライマックスシリーズ進出を争う3位阪神とは1.5ゲーム差で、その背中が見える位置につけている。三浦監督は「勝っていくしかない。連勝よりも、その日その日、目の前の試合だけ」。大詰めを迎えたシーズン。まだ反撃を諦めていない。 
[時事通信社]

1回、DeNAの宮崎(右)に3ランを打たれた広島先発のアドゥワ=4日、横浜
1回、DeNAの宮崎(右)に3ランを打たれた広島先発のアドゥワ=4日、横浜
1回、3ランを放った宮崎(左から2人目)を迎えるDeNAベンチ=4日、横浜
1回、3ランを放った宮崎(左から2人目)を迎えるDeNAベンチ=4日、横浜

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