日本の両サイドがカギ=鬼門の初戦ホーム―サッカーW杯予選
アジア最終予選の初戦は、日本にとって鬼門だ。前回、前々回ともホームで黒星スタート。前回は、第3戦でもつまずき1勝2敗と窮地に追い込まれた苦い反省がある。
中国を指揮するイバンコビッチ監督は百戦錬磨。アジアでの経験も長く、最終予選では日本を苦しめてきた過去がある。前回の初戦ではオマーン、2005年にはイランを率いて日本を倒した実績があり、今回も侮ることはできない。
日本のキーマンとなるのは、伊東と三笘の両アタッカー。自陣に下がってスペースを消すであろう相手に対し、ドリブル突破で守備陣形をしつこく崩していけるかがポイントだ。0―0で試合が進むと、相手の思うつぼ。早い段階でゴールが生まれれば、日本の戦いは楽に進むだろう。
総合力を見れば、2次予選を苦しんで勝ち上がった中国との差は歴然だ。注意が必要なのは、ブラジルからの帰化選手を生かしたカウンター攻撃とセットプレー。不用意なボールロストとファウルは避けたい。
優勝を目指した今年のアジア杯でも、日本に対する厳しい包囲網を知った。「ネガティブなことを意識し過ぎずに、前向きに準備してきている。そのエネルギーを出していけば結果はおのずと付いてくる」と主将の遠藤。W杯へ弾みのつく会心のスタートを誓った。
[時事通信社]
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