改革へ「タブーなしで」=第1回有識者会議―国スポ
今後の国民スポーツ大会(国スポ=旧国民体育大会)の在り方を協議する有識者会議が4日、東京都内で初めて会合を開いた。34人の委員はスポーツ界だけでなく自治体や経済界、学識関係者、メディアなど多彩な顔ぶれ。座長を務める日本商工会議所の小林健会頭は会議の冒頭で、「将来どうあるべきか、タブーなしでご意見を伺いたい」とあいさつした。
11月と来年3月にも会議を開き、今年度末までに改革の方向性を取りまとめる予定。
各都道府県スポーツ協会を対象にしたアンケート調査では大会の継続を希望する声が多かったが、経費負担の懸念などから「廃止もやむを得ない」との意見もあった。全国知事会の代表として出席した阿部守一長野県知事は「人的、財政的負担の重さが大きな課題。持続可能な大会にしていくには、しっかり見直していくことが重要」と語った。
[時事通信社]
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