ミサイル攻撃で49人死亡=「ロシアは代償」―ウクライナ大統領
【パリ時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、中部ポルタワ州がロシアによる攻撃を受け、多数の犠牲者が出たと明らかにした。AFP通信は当局者の話として、49人が死亡し、210人超が負傷したと報じた。弾道ミサイル2発で教育施設や医療機関が狙われ、通信関連の建物も一部破壊されたという。
攻撃があったのは3日。ウクライナ国防省によると、警報から着弾までの時間が短く、防空壕(ごう)に避難しようとした人々が被害に遭った。がれきの下敷きになった負傷者もおり、救助活動が続いている。
ゼレンスキー氏はX(旧ツイッター)への投稿で、ウクライナを侵攻するロシアが「この攻撃の代償を払うことになる」と主張。その上で「ウクライナは防空システムとミサイルを必要としている」と述べ、西側諸国に軍事支援の増強を呼び掛けた。
[時事通信社]
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