iPSで1型糖尿病治験=膵臓の細胞シート移植―30年代に実用化目指す・京都大病院
京都大病院は2日、重度の1型糖尿病患者を対象に、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った膵臓(すいぞう)の細胞シートを移植する臨床試験(治験)を来年にも開始すると発表した。血糖値を下げるための注射を不要にしたり、回数を減らしたりする効果が期待できるという。今後、治験の規模を拡大し、2030年代の実用化を目指す。
1型糖尿病は、膵臓内でインスリンを作る「膵島(すいとう)」細胞が壊れ、血糖値を制御できなくなる病気。国内の患者数は10万~14万人で、患者は毎日インスリンを皮下注射する必要がある。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
ネタニヤフ氏は「死刑相当」=ICC逮捕状は不十分―イラン指導者
-
プラ条約、国際交渉が開幕=生産規制で意見隔たり
-
山東元議長、慎重論議呼び掛け=文通費改革、参院も近く与野党協議
-
「往来の利便性向上に努力を」=短期ビザ免除再開で日本に要望―中国外務省
-
声優の堀絢子さん死去
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕