松山、2勝挙げて復活=次は打倒シェフラーを―米男子ゴルフ
【アトランタ時事】米男子ゴルフの松山英樹(32)が、1日までジョージア州アトランタで行われたプレーオフ最終戦のツアー選手権に出場した。年間ポイントランキング3位で臨んだ松山は、ハンディキャップ方式により、ランク1位でパリ五輪金メダルのスコッティー・シェフラー(28)=米国=と3打差で初日をスタート。年間王者を目指したが、通算16アンダーの9位に終わり、30アンダーで優勝したシェフラーと14打の大差がついた。
「すごいなと正直に思う。来年以降も戦っていく上で絶対にいる人だと思うので、そこを倒していけるようなゴルフをできるようにしたい」と松山。万全な体調で臨めなかったことは悔やまれるが、それ以上にシェフラーの強さを実感した4日間だった。
昨季は首痛の影響もあって苦闘のシーズンを送り、優勝はなく上位30人が出場するツアー選手権にも進めなかった。しかし、今季は2月のジェネシス招待と8月のフェデックス・セントジュード選手権を制して2勝し、米ツアー通算勝利は節目の10勝に。パリ五輪では銅メダルを獲得して完全復活を印象付けた。
今季の賞金ランキングは3位。最終戦のボーナスを除く獲得賞金は自己最高の1123万ドル余り(約16億4000万円)で、世界ランクは6年ぶりで1桁に戻った。「体の面を含めて去年よりは確実に良くなっているけど、まだ不安定な状態が続いている。これが安定してくれば、練習もできる」と説明した。
ゴルフの内容について「ショットは相変わらず安定していないけど、パターはいいところも出てきた。スタッツ(統計)で表れていない部分で、いいパットも入っていた。徐々に変わってきている」と話し、来季に向けて手応えを感じている部分もあるようだ。
[時事通信社]
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