どん底脱し、勢い=札幌、故障者戻り厚みも―Jリーグ
勝ち点3を手にしたのは、序盤から耐え続けた札幌だった。川崎にいつ得点を奪われてもおかしくない展開で、後半の選手交代で流れを変えた。ペトロビッチ監督は「チームで勝利したことを見せられたゲーム」とうなずいた。
なかなか打開できない状況で、後半14分に宮沢、荒野ら3選手を投入。中盤でパスがつながり始め、落ち着きが生まれた。同26分に青木が先制点を決めてホームの空気を一変させると、同35分には鈴木が頭で追加点。宮沢は「自分たちがテンポを出すことで改善できた」と胸を張った。
今季の定位置だった最下位から抜け出し、3連勝。開幕前からけが人が相次いだことが低迷の大きな要因だが、夏の補強や故障選手の復帰もあり、調子を戻してきた。途中交代で潮目を変えた宮沢は7月下旬の復帰。荒野はこの日が2カ月半ぶりの出場だった。
まだ残留ラインから離れており、厳しい状況に変わりはないが、8連敗を喫した頃のどん底からは脱した。「誰もが不可能だと思っている残留を決めるために、1試合1試合、前進していくのみ」と指揮官。苦杯をなめ続けたチームに勢いが出てきた。
[時事通信社]
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