木原防衛相、辺野古協議「尽くされた」=打ち切り正当性を強調
木原稔防衛相は30日の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、防衛省沖縄防衛局が埋め立て工事に関する協議終了を県側に通知したことに関し、「249の事項について質問を頂き、協議は十分行われた」と述べた。県側は継続を求めているが、打ち切りの正当性を強調した。
沖縄県の玉城デニー知事は同日、防衛省で記者団の取材に「まだ十分な回答が得られていない。これからも引き続き求めていきたい」と語り、協議が不十分だとの認識を示した。
協議は軟弱地盤がある大浦湾側の工事に関するもの。2013年に当時の仲井真弘多知事が埋め立てを承認した際、実施設計に関して事前協議を行うことを国に要請。軟弱地盤の存在を踏まえ、今年2月に実質的に始まった。県は話し合いを続けるよう求めたが、防衛局は今月20日に本格工事に着手し、協議打ち切りも通告した。
[時事通信社]
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