米、利下げの「時機到来」=9月の政策転換明示―雇用悪化を警戒・FRB議長
【ジャクソンホール時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は23日、西部ワイオミング州で開催している年次経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演し、インフレ緩和と労働市場の過熱感後退を踏まえ、金融政策を転換する「時機が到来した」と表明した。9月の金融政策会合で2020年3月以来、4年半ぶりに利下げを決める考えを明示した。
パウエル氏は、インフレ上振れリスクが後退した一方で、雇用悪化のリスクが「増大した」と指摘。労働市場が一段と減速することを「目指さないし、歓迎もしない」と語り、雇用情勢が現状より悪化することに警戒感を示した。
さらに、物価安定を図りつつ、「強い労働市場を支えるため、できることは何でもする」と強調。雇用の健全な拡大が続くよう政策運営に努める姿勢を鮮明にした。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
トランプ氏、政権移行文書に署名=正式プロセス開始
-
イスラエル、レバノンが停戦合意=ネタニヤフ氏「違反あれば攻撃」
-
NY株、3日連続最高値=トランプ関税注視
-
USスチール買収の承認を=石破首相が書簡―ロイター報道
-
「両国のビジネスにリスク」=メキシコ大統領、トランプ関税に警告
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕