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2024-08-21 22:27スポーツ

阪神、鮮やか先制攻撃＝積極的な姿勢が奏功―プロ野球

　鮮やかな先制攻撃だった。阪神はヤクルト先発のサイスニードの立ち上がりを攻め、二回までに６得点。５カードぶりの３連戦勝ち越しとし、岡田監督は「いい感じで点が取れている」と評価した。
　積極的な姿勢が功を奏した。一回２死三塁で佐藤輝が初球の浮いた変化球を捉え、フェンス直撃の適時二塁打。「いい流れをつくることができてよかった」。なおも２死二塁で大山も初球の変化球を一振り。打球は左翼席まで届き、「取りにきた変化球に対し、自分のスイングができた」とうなずいた。
　前日は８得点を奪ったものの、一回に３点を先制して以降はなかなか追加点を取れず。岡田監督は「何で最初から振っていけへんの」と苦言を呈していた。この日は試合前のミーティングで早いカウントから打っていくように指示していたといい、その指摘通りに随所で積極性が光った。
　恒例の長期ロードも終盤に入り、残りは３０試合となった。「大事な試合が続くので、必死に戦っていく」と佐藤輝。優勝争いに踏みとどまるためにも白星を積み重ねるしかない。
［時事通信社］

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