名手今宮「もうひと花」=遊撃手でパ最多出場―プロ野球・ソフトバンク
優勝へのマジックナンバーを点灯させているソフトバンク。守備の要としてチームを支えるのが、遊撃でレギュラーを張る33歳の今宮健太内野手だ。
プロ15年目で、遊撃手としては1543試合に出場。それまでパ・リーグ最多で、西武や楽天でプレーした松井稼頭央の1531試合を今月4日に塗り替えた。「憧れ」と言う存在を上回ったが、「松井さんは途中でメジャーに行っているし、セでは坂本さんが2000試合以上に出ている。まだまだです」。主戦場を三塁に移した巨人の坂本の背中を追い、もっと数字を積み重ねるつもりだ。
ベテランと呼ばれる年齢にさしかかり、コンディションの維持に気を使うようになった。昨年引退した球団OBの松田宣浩さんを見習い、オフの自主トレからウエートトレーニングを重視。「ケアもトレーニングもルーティンとなって、いい形でできている。動きも昨年から戻ってきている」。今季の失策はわずか三つで、好プレーも目立つ。守備範囲が昨年よりも広くなっている実感もあるという。
13年から5年連続でゴールデングラブ賞に輝いた名手。18年からはその座を西武の源田に譲ってきたが、今年は返り咲きもありそうだ。「もうひと花咲かせたい。そうすれば、プロ野球生活を長くできる」。長年こだわってきた遊撃手として、生き残るために心血を注ぐ。(記録は19日現在)
[時事通信社]
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