2024-08-19 15:28スポーツ

松山、年間王者へランク上昇=シェフラーの対抗馬に―米男子ゴルフ

優勝を決め、歓声に応える松山英樹=18日、米テネシー州メンフィス(AFP時事)
優勝を決め、歓声に応える松山英樹=18日、米テネシー州メンフィス(AFP時事)

 プレーオフ第1戦を制した松山が、ツアー年間王者争いに名乗りを上げた。ポイントランキングは3位に上昇。「すごくいいプレーができて優勝できた。これを続けられるように頑張りたい」。トップの座への意欲があふれ出した。
 パリ五輪で銅メダルを獲得した好調の流れは確かだ。腰痛を抱えた今大会も連日、好スコアをマーク。五輪後にロンドンで遭った窃盗被害も、「それがあったから勝てたんじゃないかというプラス思考でいきたい」と笑い飛ばす余裕がある。
 今年は2月のジェネシス招待で約2年ぶりの優勝を飾ると、レギュラーシーズンを8位で通過。プレーオフ初戦で大量2000ポイントを稼ぎ、年間王者への好機を迎えている。
 最終戦のツアー選手権(8月29日~9月1日)はランキングによって打数をつけ、初日を1位は10アンダー、2位は8アンダー、3位は7アンダーからスタートするハンディキャップ戦だ。
 マスターズ・トーナメントを含めて今季6勝を挙げ、パリ五輪で金メダルに輝いた世界ランキング1位のスコッティー・シェフラー(米国)がタイトルの最有力候補だが、その対抗馬に浮上した。「(最終戦のスタート打数差を)少しでも減らしていけるように」と松山。第2戦も上位進出を狙う。(メンフィス時事)
[時事通信社]

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