越後、気持ちで決勝打=高校野球・関東一
関東一は2年生の越後が値千金の一打を放った。2―2の六回無死から四球と安打で一、三塁の好機を得ると、「打ってやるぞという強い気持ち」で打席へ。初球の変化球を捉えた打球は勝ち越しの中前打となり、これが決勝点に。「一日でも長く3年生とやりたい。勝ててよかった」と喜んだ。
高校通算60本塁打を誇る4番高橋主将の後ろを任されているが、「徹平さん(高橋)が打てなければ自分が打つ。互いにカバーしながらという感じ」と気負いはない。ベスト4が懸かる次戦に向け、「一喜一憂したら駄目。次の試合も打てるように準備したい」と気を引き締めた。
[時事通信社]
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