2年生森、責任背負う=高校野球・大阪桐蔭
6年ぶりの夏制覇を目指した大阪桐蔭の戦いは、2回戦で終わった。地方大会の決勝で1失点完投した2年生右腕の森は、140キロ台後半の速球を中心に好投。しかし、相手打線に粘られて球数がかさみ、100球を超えた七回は「球が半個分ぐらい甘くなった」。
2安打で1死一、二塁のピンチを招くと、味方の失策で先制点を献上。続く田西に適時打を浴びてもう1点を失った。「エラーがあった後、流れを断ち切れなかった。3年生に申し訳ない」と責任を背負った。
森は甲子園の土は持ち帰らなかった。「落ち込む暇はない。課題と向き合っていければ」。来年、さらに成長して戻ってくるつもりだ。
[時事通信社]
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