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2024-08-13 17:12World eye

トランプ氏、ハリス陣営が写真改ざんと虚偽主張

【ワシントンＡＦＰ＝時事】ドナルド・トランプ前米大統領が、大統領選の対立候補カマラ・ハリス副大統領の陣営が先週のミシガン州での集会で大勢の支持者が集まっている写真を人工知能（ＡＩ）を使って捏造（ねつぞう）したと主張している。しかし、写真や動画により、そうした主張は否定されている。≪写真は、米ミシガン州のデトロイト・メトロポリタン空港で、カマラ・ハリス副大統領〈左奥〉の演説を聞くため集まった支持者≫
　問題の場面については、ハリス氏と副大統領候補のティム・ワルツミネソタ州知事を見ようと、ミシガン州の空港に群衆が押し寄せた様子が、ＡＦＰをはじめ複数のメディアの映像や写真に記録されている。
　ハリス陣営の担当者はその際の写真をＸ（旧ツイッター）に投稿。
　しかし、トランプ氏は１１日、自身のＳＮＳ「トゥルース・ソーシャル」に、写真について「カマラが空港でいかさまをしたことに誰か気付いたか？ 飛行機には誰もいなかったのに、彼女はＡＩを使って支持者とされる大勢の群衆をつくり出した。そんな群衆は存在しなかった！」と書き込んだ。
　ハリス陣営が投稿した写真について、米ドレクセル大学の電子情報解析専門家、マシュー・スタム氏はＡＦＰのために特殊ソフトウエアで画像を分析。その結果、「画像がＡＩによって生成された証拠は見つけられなかった」と述べた。
　カリフォルニア大学バークレー校のハニー・ファリド氏も、ＡＩ使用の痕跡は検出できなかったとしている。【翻訳編集ＡＦＰＢＢＮｅｗｓ】

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