2024-08-13 15:15スポーツ

ドジャースの大谷、ベッツ復帰戦でアーチ=1、2番で追加点も―米大リーグ

ブルワーズ戦の5回、36号2ランを放つドジャースの大谷=12日、ミルウォーキー
ブルワーズ戦の5回、36号2ランを放つドジャースの大谷=12日、ミルウォーキー

 迷わずバットを振り抜いた。ドジャースの大谷が五回無死一塁で150キロの外角直球を捉えると、打球は左中間へ。3ボールからの本塁打はメジャー初で、「アグレッシブにいきたいと思っていた。甘くきたらいくぞという姿勢はいつも、どのカウントでも崩さないようにしたい」と納得の表情を浮かべた。
 この日は、左手骨折で離脱していたベッツが約2カ月ぶりに復帰。不在の間に代わって先頭打者を務めてきた大谷がそのまま1番に入り、ベッツは2番で出場した。ロバーツ監督は「翔平は1番を気に入っている。これがチームにとってベストの形」と述べた。
 七回には、その二人で貴重な追加点をたたき出した。大谷が2死から四球を選び、二盗に成功。ベッツの右前適時打で5点目が生まれた。大谷は「いいイニングだった」と振り返り、先制2ランも放ったベッツの復帰に「いるだけで脅威になる。打線の厚みが全然違う」と歓迎した。
 打線で1、2番が機能しただけでなく、投げてはベテランのカーショーが今季4度目の先発で初白星。投打のかみ合った価値ある勝利になった。(ミルウォーキー時事)
[時事通信社]

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