IOCのバッハ会長、来年退任へ=「新たなリーダー必要」
【パリ時事】国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(70)=ドイツ=が10日、来年6月の任期満了をもって退任する意思を明らかにした。パリ市内で行われたIOC総会で、「新たな時代には新たなリーダーが必要」と述べた。新会長は来年3月に選ぶ予定。
バッハ氏は第9代会長として2013年に就任し、21年に再選された。五輪憲章では会長の任期は2期12年までと定めているが、昨年の総会では憲章を改定してバッハ氏の任期延長を求める声がアフリカや中南米の委員から上がっていた。バッハ氏は家族らと話し合って決めたとし、「私は改定された五輪憲章を執筆した一人。自分たちが定めた高いガバナンスの基準を尊重しなければならない」と語った。
バッハ氏は、コロナ禍の強行開催という見方もあった21年東京五輪の際には批判も浴びたが、国際社会の分断が深まる中でスポーツ界のトップとして手腕を発揮してきた。総会のスピーチ中は涙で言葉を詰まらせる場面もあった。
[時事通信社]
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