笹生、苦しい2日間=ショット修正も痛恨の12番―女子ゴルフ〔五輪〕
笹生は初日の出遅れを取り戻せず、メダル争いから遠ざかった。第1ラウンドに比べて「少しは調整できた。ショットが良くなった」。フェアウエーキープ率が上がって安定感が出たように見えた中、12番が痛恨だった。
池はないが、深いラフなどが厄介なパー4のホール。第1打をフェアウエー左のバンカーに入れ、そこから今度は右へ。第3打でもグリーンに乗せられず、8メートル弱からの3パットでトリプルボギーとした。
母の出身地フィリピンの代表で出た東京大会は9位に入り、今回は父の母国、日本の代表。「大きな違いはないが、今私がしている経験はそんなに多くの人ができることではない。恵まれている」と感謝して臨んでいる大会。自身は五輪の雰囲気を楽しめているだけに、プレーで両親を喜ばせたいところだ。
上位とは大きな差がついたものの、闘志は失っていない。「いつも通り、これ以上落とさないように頑張りたい」。残り2日間での巻き返しを誓った。 (時事)
[時事通信社]
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