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2024-08-06 17:03World eye

ＵＮＲＷＡ職員９人、ハマス奇襲に関与の可能性 国連が解雇発表

【国連本部（米国）ＡＦＰ＝時事】国連（ＵＮ）は５日、国連パレスチナ難民救済事業機関（ＵＮＲＷＡ）の職員９人が昨年１０月７日のイスラム組織ハマスによるイスラエルへの奇襲に関与した可能性があるとして、解雇したと発表した。≪写真は、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸ジェニンの通りで、ごみを回収する国連パレスチナ難民救済事業機関〈ＵＮＲＷＡ〉の職員。資料写真≫
　国連内部監査部（ＯＩＯＳ）は今年に入り、ＵＮＲＷＡ職員１９人がハマスの越境攻撃に関わっていた可能性があるとするイスラエル側の主張について調査を完了。
　調査結果を受け、国連のファルハン・ハク報道官は、「１人については証拠が得られず、９人に関してはＯＩＯＳが入手した証拠は関与を裏付けるには不十分だった」と説明。ただ残り９人については、「ＯＩＯＳが入手した証拠によると、１０月７日の攻撃に関与していた可能性がある」と明らかにした。
　ＵＮＲＷＡのフィリップ・ラザリニ事務局長は、この９人について「ＵＮＲＷＡで働くことはできない」と述べ、職員は「中立という人道上の原
則」を尊重しなければならないと指摘した。
　発表を受けてイスラエル軍の報道官は、ＵＮＲＷＡの「凋落（ちょうらく）ぶり」を示していると非難した。【翻訳編集ＡＦＰＢＢＮｅｗｓ】

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