2024-08-05 11:57企業

ベルギーのギャンブル年齢制限引き上げ、規制のギャップ浮き彫り=MDC〔GNW〕

 【グローブニューズワイヤ】カジノリソースポータルのミニマムデポジットカジノ(MDC)は2日、ベルギーがギャンブル依存症への懸念を理由に、ギャンブルの合法年齢を18歳から21歳に引き上げたことについて、世界的な議論を巻き起こしたとの見解を表明した。MDCは、この動きはギャンブルの合法年齢が18歳であるスウェーデン、ドイツ、フィンランド、オーストリアなどの他の欧州連合(EU)加盟諸国と一線を画すものだとしている。MDCのiGaming情報責任者であるミランダ・ラーフ氏は、運転免許証、喫煙、飲酒、ギャンブル、アダルトコンテンツの視聴などの活動における法定年齢制限に著しい格差があると述べた。同氏は「ベルギーの議員がギャンブルに適切な年齢は21歳だと考えるのであれば、飲酒、喫煙、運転、ポルノの視聴など、すべての高リスク活動にこの年齢制限を設けるべきではないだろうか。ギャンブルだけを取り上げ、他の同等あるいはそれ以上にリスクの高い行動をあまり規制しないのは恣意(しい)的であるように思われる。おそらく、これらすべての活動に同じ論理を適用すべきだろう」と指摘した。
 【注】この記事はグローブニューズワイヤ提供(1000984935)。〈GNW〉

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