田んぼアートで能登の復興支援 埼玉県行田市
埼玉県行田市の世界最大の田んぼアートが、今年も見頃を迎えている。16作品目となる今回は、能登半島地震からの復興を祈念して、能登地方の夏~秋の風物詩「キリコ祭り」をデザイン。石川県立能登高校(同県能登町)の書道部が書いた「がんばろう!」「復興祈願」の文字も田んぼに浮かんだ。
行田市の田んぼアートは、休耕田を活用した観光資源として2008年にスタート。15年には世界最大としてギネス記録に認定され、市によると、震災復興をテーマとするのは2011年の東日本大震災以来だという。
ボランティアら約820人が田植えを行った。8月中旬までが見頃。田んぼアートを鑑賞できる展望タワーの入館料の一部は、復興支援のため寄付されるという。農政課の担当者は「ぜひ鑑賞して復興につなげてほしい」としている。【もぎたて便】
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