豪競泳コーチが韓国選手を応援 パリ五輪から強制帰国の可能性
【パリAFP=時事】パリ五輪に出場する競泳オーストラリア代表チームのコーチ1人が25日、自国の選手2人を抑えて韓国選手が優勝すると支持したため、強制帰国の可能性に直面している。≪写真は、オーストラリア競泳男子400メートル自由形のサミュエル・ショート〈左〉とエライジャ・ウィニントン〈右〉≫
豪代表チームのコーチを務めるマイケル・パルフリー氏は韓国メディアに対し、男子400メートル自由形では自国のサミュエル・ショートとエライジャ・ウィニントンよりも、韓国の金遇?が金メダルを獲得することを願うと話した。
いずれも世界水泳選手権の元王者である3人は、ラ・デファンス・アリーナで行われる競泳初日の27日に激突する。
豪競泳代表チームを率いるローハン・テーラーヘッドコーチ(HC)は、「非常にがっかりした。極めて失望した」「チームの指導者として、自分たちの選手より他国の選手を応援するのは受け入れられない」と不快感を示し、「オーストラリア人でない選手を応援するのは、正直言って非オーストラリア的だ」と述べた。
テーラーHCは、選手たちの要求とチーム内の不満のバランスを取りつつ、パルフリー氏がチームにとどまるか否かについての決定を「遅かれ早かれ」下す必要があると述べている。
パルフリー氏は男子のザック・インセルティをはじめ、女子のアビー・コナーとアレクサンドリア・パーキンスを担当している一方で、大会前には豪ブリスベンで金も指導していた。
豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドによると、パルフリー氏は韓国記者団とのインタビューの際に、オーストラリアのチームカラーを着用していた中、金への期待を口にした際には「ゴー、韓国」と話していたという。【翻訳編集AFPBBNews】
最新動画
最新ニュース
-
トランプ氏量刑、3度目の延期=口止め料事件でNY州地裁
-
途上国支援額で交渉継続=成果文書合意へ会期延長―COP29
-
NY株、続伸
-
野球プレミア12・ひとこと
-
途上国支援「年2500億ドル」=議長国案、会期延長も―COP29
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕