2024-07-26 18:40スポーツ

錦織ペア、引退のマリーと対戦へ=屈指の注目試合に―テニス〔五輪〕

全仏テニスの男子シングルス準々決勝、マリー(左)に敗れた錦織圭=2017年6月、パリ(EPA時事)
全仏テニスの男子シングルス準々決勝、マリー(左)に敗れた錦織圭=2017年6月、パリ(EPA時事)

 テニスの男子ダブルス1回戦で、錦織圭(ユニクロ)ダニエル太郎(エイブル)組の1回戦が大きな注目を集めることになった。相手は今大会限りでの現役引退を表明しているアンディ・マリーとダニエル・エバンズの英国ペア。シングルスで四大大会通算3勝、2012年ロンドン五輪と16年リオデジャネイロ五輪で連覇したマリーの最後の相手になる可能性がある。
 37歳のマリーはシングルスにもエントリーしていたが、直前になって辞退した。6月下旬に背中の手術を受けており「少し年を重ねてけがから回復するのが難しくなった。時間が足りなかった」と説明。「ダブルスでいい成績を残せたらいい」と現役最後の試合への意気込みを語った。
 五輪の中の1試合という以上の意味を持つことになる。錦織は「最後に試合をしたいと思っていたので、どういう形であっても戦えるのはいいけど、複雑な心境ではある」と言う。リオ大会のシングルス準決勝など、数々の対戦をしてきた大選手と最後の対戦になるのは、やはりさみしい様子だった。
 ダニエルは「まず(初めて組む)圭君と出られることがすごいし、マリーと対戦というのもある。とにかく楽しみ」と試合を心待ちにしていた。 (時事)
[時事通信社]

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