騒動の中、入念に調整=宮田からは「応援してる」―体操女子〔五輪〕
体操の日本女子が25日、試合会場で本番前唯一の練習を行った。19歳の宮田笙子(順大)が飲酒、喫煙問題により代表を辞退する緊急事態の中、技や器具の状態を入念に確認。宮田に代わりエースの役割を担う岸里奈(戸田市スポーツセンター)は、「周りの言葉をあまり気にせず、今まで通りの自分で挑めたら」と冷静な口ぶりで話した。
宮田の離脱に関して選手がコメントするのは初めて。岡村真(相好ク)は宮田から「応援している」とチームに連絡が入ったと明かし、「すごく力になった」。中村遥香(なんばク)は「役割やチームの目標は変わらず、雰囲気もいいのでそのまま試合をしたい」と語った。
宮田を欠く日本は通常より1人少ない4人で28日の予選に臨む。最も影響が大きいのは跳馬が評価されて代表入りした牛奥小羽(日体大)。予選では全種目を演技する見通しで、「焦ることもあったが、力を出し切ってチームに貢献したい」と決意を述べた。
練習は、岡村がゆかの着地でミスが続くなど全体的にぴりっとしなかった。田中光監督は「多少の動揺はあると思うが、(SNSなどを)あまり見ないようにし、試合に集中しようと伝えている」と話した。 (時事)
[時事通信社]
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