日本、理想からは遠く=ミス連発、課題山積―ラグビー日本代表
手応えをつかんで終わりたかった6、7月のテストマッチ最終戦。日本はジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が掲げる「超速ラグビー」をほとんど見せることができなかった。指揮官は「あいにく、これが今のわれわれの現状」と認めた。
イタリアの強力FWの圧力を受けた前半、ラインアウトで何度もボールを失った。敵陣深くの好機でもマイボールを確保できない。スクラムでは力の差を見せつけられ、主将のリーチは「反省点がたくさんある。セットプレーが安定しないと超速ラグビーはできない」と悔しがった。
後半はゴール前の密集戦で粘り強く攻め続けたが、ミスも出て得点には結び付かなかった。ジョーンズHCは「変えないといけない。もっと激しく、もっと動かすプレーを準備したい」。FW陣が互角に渡り合った上で、バックスはさらにプレーの精度を高めないと強豪に勝つのは難しい。
代表経験の浅い選手を多く起用しつつ、新たなスタイルで臨んで5試合目。指揮官はチームの面々を「まだ幼稚園児」と表現した。理想のラグビーの実現には、まだまだ時間がかかりそうだ。
[時事通信社]
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