2024-07-18 17:47社会

講談社元次長、差し戻し審も有罪＝「自殺、現実的でない」―妻殺害で懲役１１年・東京高裁

　東京都文京区の自宅で２０１６年、妻を殺害したとして殺人罪に問われた講談社元編集次長、朴鐘顕被告（４８）の差し戻し控訴審判決が１８日、東京高裁であった。家令和典裁判長は「妻が自殺した可能性は現実的ではない」と述べ、懲役１１年とした一審東京地裁の裁判員裁判判決を支持し、被告側控訴を棄却した。被告側は上告する方針。
　検察側は朴被告が寝室で妻の首を絞めて窒息死させたと主張。被告側は「妻は階段の手すりで首つり自殺した」と無罪を訴えていた。　
［時事通信社］