一生懸命に書き続ける=芥川賞の朝比奈秋さん
現役医師でもある朝比奈秋さん(43)は「頭だけでなく胸や腹、全身で物語を書くタイプ」を自認する。芥川賞に決まり、「生きている間、一生懸命に書き続ける」と決意を新たにした。
作品では一つの体で生きる結合双生児の姉妹を描き、難しい題材を扱う「文学的な野心」が評価された。「姉妹がかわいそうだと思ったことは一度もなく、自分事と捉えられてからは没頭できた」と、笑顔で執筆を振り返った。
[時事通信社]
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