2024-07-17 22:02社会

一生懸命に書き続ける=芥川賞の朝比奈秋さん

「サンショウウオの四十九日」が芥川賞に決まり、記者会見する朝比奈秋さん=17日午後、東京都内
「サンショウウオの四十九日」が芥川賞に決まり、記者会見する朝比奈秋さん=17日午後、東京都内

 現役医師でもある朝比奈秋さん(43)は「頭だけでなく胸や腹、全身で物語を書くタイプ」を自認する。芥川賞に決まり、「生きている間、一生懸命に書き続ける」と決意を新たにした。
 作品では一つの体で生きる結合双生児の姉妹を描き、難しい題材を扱う「文学的な野心」が評価された。「姉妹がかわいそうだと思ったことは一度もなく、自分事と捉えられてからは没頭できた」と、笑顔で執筆を振り返った。 
[時事通信社]

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