「高度化した知識にも対応」=女性初、畝本新検事総長が会見
検察トップの検事総長に9日付で就任した畝本直美氏(62)が同日、東京・霞が関で記者会見した。近年、犯罪が巧妙化していることを踏まえ、「高度化、専門化した知識に組織全体として対応していくことが必要だ」と抱負を語った。
検事総長に女性として初めて就任した畝本氏は「このような重責を担い、身の引き締まる思いだ」と述べた。女性検事の数が増えたことで「職場では当たり前の存在となった」とし、「性別に注目が集まることはなくなるのではないか」との考えを示した。
法務省保護局長時代に、更生や社会復帰支援で自治体や民間団体が果たす役割の大きさを実感したという。「検察という窓から見えていることには限りがある。世の中の実際の姿はもっと広くて深く、そういったことを検察官は心に留めて仕事をしてほしい」と話した。
検事総長を9日付で退任した甲斐行夫氏(64)も会見予定だったが、体調不良で中止となった。甲斐氏は同日、コメントを出し、「新検事総長の下、検察一丸となって進んでいくと信じている」と後進を激励した。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
イスラエル、レバノンが停戦合意=ネタニヤフ氏「違反あれば攻撃」
-
USスチール買収の承認を=石破首相が書簡―ロイター報道
-
「両国のビジネスにリスク」=メキシコ大統領、トランプ関税に警告
-
NY株、3日連続最高値=トランプ関税注視
-
ロ本土にウクライナ再攻撃=米ミサイルの残骸公開
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕