「還流要望」名前明かさず=安倍派会計責任者、来月結審―東京地裁
自民党派閥の政治資金パーティーを巡る事件で、政治資金規正法違反罪に問われた「清和政策研究会」(安倍派)の会計責任者松本淳一郎被告(76)の公判が9日、東京地裁(細谷泰暢裁判長)であった。検察側による被告人質問が行われ、松本被告は2022年に資金還流の再開を要望した幹部の名前について「差し控える」と述べた。
名前を明かさない理由について問われると、「ご本人から『それは私だ』とおっしゃってもらっていないので」と答えた。
安倍派では、パーティー券の販売ノルマを超えて売った収入を議員側に還流させていた。松本被告は前回公判で、22年4月に廃止された還流が再開した経緯に関し、同7月末に「ある幹部」から要望があり、その後の幹部協議で決定したと説明していた。
次回期日の8月9日に論告求刑と最終弁論が行われ、結審する予定。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
羽出山が新十両=大相撲初場所
-
トランプ氏、金正恩氏と会談検討=米朝の緊張緩和図る―報道
-
円相場、152円93~95銭=27日午前9時現在
-
スポルティング、アーセナルに大敗=守田は先発出場―サッカー欧州CL
-
NEC委員長にハセット氏=次期米大統領が指名へ―報道
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕