世界123位、驚きの快進撃=ウィンブルドンテニス
世界ランキング123位で予選から勝ち上がったソンが、驚きの快進撃を続けている。2021年全米オープンを制したラドゥカヌを2時間50分で破り、女子シングルスのニュージーランド選手で初の8強入り。「言葉が出ない。信じられない」。涙があふれた。
第3セットは第1ゲームでブレーク。鋭いクロスショットを厳しいコースに次々と打ち込んだ。ウィナーは相手の約2.7倍となる52本。1月の全豪オープンに続く2度目の四大大会、初のウィンブルドンで飛躍した。
クロアチア人の父と中国人の母を持ち、スイスで育った。日本語にも興味があるという23歳は「ここでまた試合ができることに感謝している」。大舞台を楽しんでいる。(ウィンブルドン時事)
[時事通信社]
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