2024-07-07 22:46スポーツ

土壇場で力振り絞る=宮本、値千金ゴール―Jリーグ・京都

後半、勝ち越しゴールを決め喜ぶ宮本(左から3人目)ら京都イレブン=7日、ベススタ
後半、勝ち越しゴールを決め喜ぶ宮本(左から3人目)ら京都イレブン=7日、ベススタ

 蒸し暑く、タフさが求められた一戦。後半ロスタイムに追い付かれた京都は、最後の力を振り絞った。決勝点を挙げた宮本は「みんながいつも以上に走っていた」と汗をぬぐった。
 6試合負けなしと好調だった福岡が同点ゴールを決め、敵地は盛り上がった。互いに攻め合う展開でピンチをしのぐと、原のボールキープからつないでいき、最後は平賀のパスをDF宮本が決めた。相手のパスをカットしてゴール前に駆け上がった場面は「記憶にない」というが、GKの逆を突いて奪った値千金のJ1初ゴールだった。
 前後半ともに負傷交代があり、宮本も最後は脚をつっていた。チョウ貴裁監督は「あの時間に人数をかけて(敵陣に)入っていけたのは練習の成果」と戦い抜いた選手をたたえた。
 前日に鳥栖と湘南が白星を挙げ、J1残留ライン付近は混迷模様。宮本もそのことを意識しており、「勝たないといけない気持ちだった」。鳥栖に惨敗してから持ち直して3試合負けなしで、今季初の2連勝。降格圏脱出はまだだが、少しでも勝ち点を積み上げていく。 
[時事通信社]

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